転倒による廃用0

不必要な廃用が0になれば、牛・人・経営に全てに良い影響を与えます。 床が変わると経営が大きくシフトします。 私たちが施工を行った牧場では、転倒による廃用0を叶えている牧場が多数あります。 その他の牧場も、10分の1以下になった牧場がほとんどです。 不必要な廃用0を私たちと目指しましょう。 削蹄師が行う施工 COW HAPPYは削蹄会社です。 削蹄師として働き、酪農を蹄を学ぶ中で、 床が蹄に与える影響の大きさを感じていました。 蹄が物体に触れるタイミングは、削蹄と床面の2つだけです。 この2つを理想に整えることで、 健康な蹄、健康な牛は完成すると考えていました。 床面加工事業は削蹄を突き詰める過程の中で、必然的に現れた課題でした。 初めてすぐに、ただ滑らない加工でよければ、簡単にできることがわかりました。 しかし、ただ滑らない床面施工には弱点がありました。 それが蹄の磨耗です。特にかかとの磨耗は牛にとって悪いことを知っていたので、 磨耗せずに滑らない床=理想の床を作るための研究が始まりました。 削蹄師の経験。知識が、床面加工の進化においてプラスになりました。 何が良くて何が悪いのかを理解できる知識と、定期削蹄で観察できる機会が、 他の施工業者よりも良い施工ができる源泉になりました。 理想の床の研究はシンプルです。 年3回の定期削蹄で、施工した酪農家の方からの聞き取りや、 実際に蹄を観察することで、改善点を見つけ施工に生かしていく作業です。 他の工事業者とは違い施工した床面の変化を、長期間確認できる立場であったため、 多くの発見がありました。それは現在も続いています。 全国各地の牧場を回って、既存の溝や仕上げを見て思うことがあります。 蹄の滑り止め加工は、人や道路の滑り止め加工とは違います。 牛にとって安定した面があること。 磨耗が少ないこと。 エッジが直角であること。 いくつも違う点がありますが、ここでは割愛します。 間違った施工は、長期間にわたり経営を圧迫します。 正しい施工は長期間にわたり経営を楽にします。 適切な施工を選んで、牛・人・経営を良くしましょう。
 2つの施工法の違い コンクリートに溝をつける方法には2つの方法があります。 完全硬化後にカッターで切る方法(COW HAPPY WAY) 生コンが柔らかい時に、棒や箱を押し当てて作る方法 完全硬化後にカッターで切る方法(COW HAPPY WAY) ﷯ 溝について 硬化した床面にカッターで溝を切るため、 溝壁面は、自然硬化した密度の高い良質の断面になります。 角も蹄がかかりやすい直角に仕上がります。 表面について 溝以外の部分には機械は触れないため、平らな表面になります。 生コンが柔らかい時に、棒や箱を押し当てて作る方法 ﷯ 
基礎知識(コンクリートは化学変化で硬化する・コンクリートは表面張力で平らに仕上がる) 表面について 生コンの表面張力による平ら面に、外部の圧力がかかると、 凹んだぶん弧を描くように膨らみます。 =弧を描いた表面になります。 半分硬化した状態で行う施工の性質上、 化学変化で結合した塊が、押し出されます。 =ザラついた表面になります。 溝について 化学変化の最中に、押しつけて作られるため、 そもそもの仕上がりは脆くなります。 =寿命は短くなります。 半分硬化した状態で行う施工の性質上、 化学変化で結合した塊が抜けた部分は凹みます。 =溝壁面の密度は下がり寿命は短くなります。 その塊が角や上部押されて出ることが多く、その場合の角は、 =ギザギザで脆くなります。 コンクリートがゆるい場合は、溝の壁面は流れてしまいます。
=蹄の滑り止めにならない溝にまります。 ﷯ コンクリートが固すぎる場合は、溝をつけられない、 強引に押し付けた場合は、凸凹でザラザラになってしまいます。 結論から言いますと、コンクリートの硬化速度は湿度気温に大きく左右されえます。 また半分固まったタイミングはごく限られた時間のため、その間に施工する必要があります。 そのために、一度に大きな面積に生コンを流して施工はできません。 少しずつ仕上げていく必要があります。 これらすべてがうまくいってできた溝も、 角の直角・表面の滑らかさ(ザラツキがない)・コンクリートの密度の質=寿命
のすべての点において、 完全硬化後にカッターで切る方法(COW HAPPY WAY)には及びません。 同じように見える溝も、近くに寄って見える本質が大切です。 見た目が似ていても、ザラツキが全面にあることでや、溝の直角精度で、 機能や寿命が圧倒的に違います。 少しのザラつきも、毎日毎日一歩一歩、牛の蹄を削り続けるためとても危険です。 特にコンクリートは、蹄の健康に重要な踵部分を、削ってしまうため危険です。 今日、アメリカの大牧場ではザラつきによる磨耗が大問題になっています。 磨耗から蹄を守るためにブロックを履かせる仕事に追われている複数の削蹄師がいる事実を アメリカでよく見て痛感しています。 同じミスを犯さないでください。 耐久年数について(2017年以前に施工を受けられたお客様へ) 耐久年数については、大体の目安でしかお伝えできません。 理由は、元のコンクリートの質(コンクリートミックスの質・施工の質)によって、 大きく変化するからです。 2016年後期から導入した新施工法では、 以前の施工よりも倍の耐久年数が期待できます。 牛の快適性は4倍以上が期待できます。 使用する刃を見直すことで、出来上がりの質を高めました。 以前の施工は 仕上がりの質を確認すれば一目瞭然です。 施工の質を良い方へ改善する中で生まれた施工の変更です。 以前施工を受けられたお客様もご安心ください。 旧タイプの施工面に、新施工を行う場合は割引価格で、 対応させていただきます。 牧場の施工が旧タイプか新タイプかがわからない場合や、 再施工の受付、ご相談も打てつけております。 お気軽にお問い合わせください。 施工前準備リスト 施工前日までに準備が必要なこと 1壁面の掃除 グルービングの機械は壁面に沿って溝を切ります。 壁面に固まった汚れがある場合は、固まった汚れの分、機械は曲がります。 スコップや重機できれいに落としておいてください。 2床面の掃除 床面に硬まった汚れがある場合は、汚れの厚みの分、溝は浅くなります。 スコップや重機できれいに落としておいてください。 3床面の確認(金属等の確認) ゴムマットを剥がした際の金属のボルト等は事前に床面から外しておいてください。 グルービングの機械が金属を巻き込むと故障の原因になります。 外せない場合は、当日の施工開始までにお伝えください。 4転倒事故発生記録帳を作る 除糞や牛の歩行によってコンクリートも少しずつ削れていきます。 どんなコンクリートでも経年変化により機能が落ちて行きます。 状況が少しずつ変わる中で、一番怖いことは悪い状況に慣れてしまうことです。 簡単に言うと、長期間に渡り少しずつ悪くなっていくことに、気づかないことです。 転倒起因の廃用頭数・事故発生場所を記録して、何頭を上回ったら赤信号か基準を立て、 記録を残すことが重要です。 私たちの施工は、未来に再度スリップ事故が出始めた時にも、 再度施工ができます。 費用の目安として、 通常は300未満の牧場では、牛1〜2頭分の購入費用で牧場全体の施工ができます。 つまり2頭以上の廃用が出て施工していない場合は、すでに損をしていることになります。 つまり1年に2頭廃用が出る農家さんなら施工1年目から元がとれるのです。 簡単な記録が未来の指針として大きな役割を果たします。 ぜひお役立てください。 施工当日確認リスト ・施工前準備リスト 施工前準備リストを確認、準備をお願いいたします。 ・牛の移動について 牛舎毎に施工を行います。 ゲートや柵やロープで仕切ることで、水槽側に牛を寄せて、飼槽側を施工して、 牛を移動して、水槽側を施工する場合が基本です。 上記が叶わない場合は、待機場へ牛を移動して施工する場合もございます。 ・施工後のコンクリートを削って出た砂について 砂の掃除がどうしても必要な場合は、早目にご連絡ください。 ・コンクリートの粉が舞います。 洗濯干しスペースが近くにある場合は、あらかじめお取り込みください。 近くに窓がある場合も閉めていただくことをオススメします。 ・音が出ます。 牛は作業開始の2分も立てば、危険で無いことを理解して暴れることはありません。 近隣に住宅がある場合は音が出る旨をお伝えください。 興味のある方は、早めにご連絡ください。 エリアごとに施工をしているため、タイミングによって早目に施工が可能です。 エリアごとの施工のため、予約のタイミングが早くてもお待ち頂くことがございます。 あらかじめご了承ください。 不明点や質問もお気軽にお問い合わせください。
お客様の声 自分達でも驚く感想をよくお聞きします。 お客様の声を集めてみました。 転ばなくなった。 発情で牛に乗られて転倒。 腰吊りして、独房に入れてという作業が以前は普通の作業でした。 忙しい時の対応はバタバタしていました。 牛の購入費用が減った。ことも大きいことですが、 日常作業が平穏になりました。 発情の発見率が上がった。 転んだ経験のある牛は、 発情が来ても活動量(歩数)を増やしません。 滑る床が、怖いからです。 滑らない床では、自由に振る舞います。 その結果、発情すると大きく活動(歩数)し、 万歩計から発情を見分けられるのです。 その変化は劇的でした。 白帯病が減った。
牛の蹄が横に滑って、他の牛の蹄や壁にぶつかることが白帯病の一番の原因です。 重篤化すると危険な蹄病です。 少し滑って止まるというよりも、そもそも蹄が滑らない施工だから、 白帯病が減ったのだと思います。 蹄底潰瘍が減った。 ゴムマットを剥がして、コンクリートの滑り止め施工した1群と、 ゴムマット敷いたままの2群を比較したところ。 蹄底潰瘍が減りました。 ゴムマットの弾性が、白帯(硬い部分)の内側の蹄底を押して、 蹄底の血流が悪くなり発病していたのだと思います。 作業時間が早くなった。 滑っていた頃の床面では、 牛はベットから起きるときに慎重でとても時間がかかりました。 ほとんどの牛は、すぐにベットから降りるので、 調子の悪い牛の発見がしやすくなりました。 牛の歩き方・姿勢が変わった。 施工前は牛は、用心して体を低く頭を下げるように歩いていました。 施工後は頭をあげて歩く姿勢の良い牛が増えました。 私たち(人間)にとっても安全になった。 バケツを持って歩いたり、バーをくぐり抜けたり、 床が湿っていたり、私たちの作業においても危険がありました。 滑らなくなった床面で安全性が上がりました。 1度でも脱臼すると 1度でも股を開いて転倒した牛は、関節が脱臼しやすくなります。 乗られて潰されて脱臼することも多いですが、 特に産前産後の体重が重い状態のとき、牛は転び脱臼しやすくなります。 低Caが重なって転んで脱臼する牛もいます。 体重の軽い育成牛の転倒はさほど重要視されてきませんでした。 しかし育成牛にもにも同じことが言えます。 見る人が見れば、その牛関節の歪みを見分けて、牛の査定に差をつけます。 基礎を作る大切な時期の転倒(脱臼)は将来に影響を及ぼします。 ポイントは1度も股を開いて転ばせない環境づくりです。 『滑る床を理想の床へ』の動画にある牛のように、 転びやすい癖のついた牛も理想の床面で生活を続ければ、 良い姿勢に矯正されていくように思います。

COW HAPPY 株式会社

〒407−0302 山梨県北杜市高根町浅川275−159

cowhappygroup@gmail.com

お問い合わせはこちらをクリック