削蹄(さくてい)って何?

削蹄とは蹄(ヒヅメ)を削ることを言います。

 

なぜ蹄を削る必要があるのか?

野生で暮らす生き物は一日に何キロも歩くため蹄が磨耗します。

現在、多くの牛は限られたスペースで飼われていて、

蹄が磨耗するほど、十分な歩行はできない状態にあります。

そこで、削蹄が必要になるのです。

 

削蹄の間隔はどのくらい?

飼われ方によっても変わりますが、
基本的には、年に3回のペースで削蹄を行なっています。

 

蹄はどんなもの?
蹄は内蹄と外蹄の2つからなります。

内蹄は内側の蹄。外蹄は外側の蹄のことです。

 

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削蹄(さくてい)はどんな仕事?

削蹄は “ものづくり” に似ています。

牛の生活に理想的な蹄の形に削る仕事です。

 

写真は G’day Hoof Care グッデイホーフケア代表の

佐藤さんです。弊社を卒業した素晴らしき先輩です。

G’day Hoof Careブログ

     → https://ameblo.jp/gooddaycowhoofcare/

 

 

 

理想的な蹄の形とは?

負面・角度・長さ・バランスが良い事が理想的な蹄の形です。

 

負面とは
負面(ふめん)とは、地面と触れている部分を言います。

この面が少ないと、安定して立つ事ができません。

適切な負面を作ってあげる事が大切です。

 

角度とは

(牛や環境によっての違いもあります。ここではわかりやすく)

角度の理想は52°です。

なぜ52°なのかを知れば、その理由がわかります。

健康な若い牛の蹄を蹄を割った断面を見ると、

蹄の組織である真皮(しんぴ)の角度が52°です。

この角度から蹄角52°が理想と考えられています。

 

長さとは

牛の大きさや年齢によって変わります。

牛のサイズを見極めて、適切な長さに削蹄する事が大切です。

 

バランスとは
内蹄と外蹄のバランス。

左右の肢のバランス。

 

理想の考え方「脱げない靴」

自分自身に置き換えると、理想の形が見えてきます。

右足の靴の中敷(なかじき)をとって歩くと、2mmの差がとても大きく感じられます。

ヒールを履くと、角度がついた靴がどれだけ疲れるかわかります。

当たり前の話ですが、牛は蹄を脱げません。

間違った削蹄をされた牛は約半年間、

毎日、毎歩、負荷がかかった状態で、歩かなければなりません。

自分自身に置き換えると、どれだけ辛い事なのかがわかります。

 

蹄は牛の健康の基盤

私たちも人間も、足が痛いと色々なことを面倒に感じてきませんか?

牛は肢(あし)を痛めると、エサを食べにいく回数が減ります。水を飲みに行く回数も減ります。

乳量は減り、体は衰えて痩せていきます、最悪な場合は死んでしまいます。

蹄は健康の基盤です。

 

牛は話せない

話せない牛の気持ちを蹄を通して読み取って、

理想の靴を作ってあげる仕事なのです。

 

削蹄ー仕事のやりがい

削蹄前の牛の蹄の形や伸び具合は、一頭一頭違います。

短くて角度が寝ていて、理想の形に仕上げることが困難な蹄もあります。

その蹄にできるベストを見つけて、少しでも理想の蹄になるように削蹄していきます。

 

削蹄前に歩行がぎこちなかった牛が、削蹄後にシャンと歩く姿を見る事があります。

削蹄師を変えたら、牛がよくなった。悪くなった。と言う話もよく聞きます。

削蹄師は良い仕事を継続できれば、多くの人に認めてもらえる仕事です。

研修期間は時給(1200円)となります。

学生研修も時給(1200円)となります。

 

 

床面加工ー仕事のやりがい

数十年削蹄を本業として事業を進めてきました。

削蹄によって改善できることを突き詰めて改善していく日々の中で、

床面が蹄に与える影響の大きさに気づき、

始めたのが牧場の床面加工です。

 

年3回の定期削蹄で蹄を定期観察し、

施工と蹄の形状変化を関連付けて、

理想の床面へ日々進化させていく業務です。

 

業務は削蹄師と共に出張(北海道から沖縄)で、

コンクリート床面を削る機械の運転、

初は機械運転者の補助を行なっていただきます。

研修期間は日当(12000円)となります。

 

 

 

牛の蹄に興味が湧いたのではないでしょうか。

綺麗事ばかりではありません。それなりに汚れる。体力的にも楽な仕事ではありません。

牛の命を預かる責任のある仕事です。

技術の習得にはそれなりの期間が必要です。

 

牛の気持ちになって、仕事に打ち込める。

そんな社員をCOW HAPPYでは募集しています。

 

興味がある方、見学をしてみたい方は

COW HAPPY 下記見学フォームより連絡ください。

 

見学の際の持ち物

作業着(汚れても良い格好)・手袋・作業靴(長靴可能)

 

 

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